■商品説明■ フランス軍 M-47 フィールドジャケット 前期型 DeadStock ※こちらは、フロント下のポケットが定番のアウトポケットになっているモデルです。 数あるミリタリージャケットの中で最も上品さが際立つのが、 こちらフランス軍M-47フィールドジャケット。 アメリカ軍M-43に近いデザインですが、40年代後半から60年代にかけて使用された事から、年代的にもM-65と双璧を成したミリタリージャケットを代表する名品です。 組下となるM-47カーゴパンツに生地やシルエットの違いで「前期・後期」があるように、ジャケットにも同様に違いがございます。 今回入荷したのは希少な前期モデル。 同じM-47でもパンツに比べて圧倒的に個体数が少なく、他の名品同様、多分に漏れず価格も上昇、ますます入手しにくくなってきています。 今回、主にヨーロッパで買い付けをしているディーラー様が見つけて下さり、運良くまとめて当店に仕入れる事が出来ました。 奇跡的にデッドストックという状態でこれだけまとめて入れられる事自体が稀だと思います。 納品時、パッキンを開けた時の光景は圧巻そのものでした。 それぞれの国に様々なミリタリージャケットが存在する中、長年愛用者を魅了してきたM-47。 冒頭でも言いましたが、その最大の魅力はミリタリージャケットでありながら上品さを湛える佇まいではないでしょうか。 アメリカ軍の物同様に力強さはありながらも角張ったところが無く、ワイドでありながらもどのようなコーディネートもスマートに見せてくれます。 それはフランス軍の装備品全般に言える事なのですが、この緻密に計算されたであろうシルエットの美しさの徹底ぶりには毎度脱帽致します。 そこには芸術を愛する国民性としての矜持が見て取れますし、たとえそれが軍服であろうと、美意識に根ざす一貫した想いの下で物を作るという姿勢が、多くの人を今でも魅了し続ける理由だと思います。 ただ、過酷な状況下での使用を想定しているので、素材の強度や各ディティールにもこだわりが見て取れます。 個人的に一番魅力を感じるのは、襟を立たせた際に露出する、個性的なチンストラップ。 少し低めの襟を立たせ、チンストラップで固定する首周りの造形美は他には無い特徴です。 フロントボタンは比翼になっており、防風、防塵機能を持ちます。 街で使うときにも便利なのですが、外見上もボタンが隠れるのが綺麗に見せてくれるポイントになっています。 フロントにはストラップ付きのポケットが計4つ。 そこそこな容量ですので、軽装であれば手ぶらでOKです。 このストラップの大きさと、配置する位置すらも美しく見せてくれます。 ウエストの内側にはドローコードが内蔵されています。 絞る事でラインを変える事が出来るので、合わせる洋服により調整して楽しむ事も出来るようになっています。 スラックスや細目のパンツと合わせる際には、シェイプをつけて変化させるのも良いかと思います。 そして、フランス軍の主に30年代～60年代頃までに多く見られる、この渋いオリーブカラーも忘れてはならない要素の一つ。 光の加減により、ブラウンが混ざったように見える渋く深い緑。 更にこの時代の生地は使用と洗濯を繰り返す度に露出してくる表面上の退色が、現代の既製服には出せない味として、このM-47に躍動感を与えてくれます。 そんな魅力を持つこの一枚を加えるだけで、何故か贅沢な気持ちにもさせてくれるミリタリージャケット。 流行にも左右されず、長年、もしくは生涯を共にできるであろうジャケットです。 普段のコーディネートを一段変えてくれるのはもちろん、普遍的な魅力を存分に味わって頂きたいと思います。 サイズ「26」は着丈をスッキリと見せたい方にお勧めです。 身長の高い方、少しコートライクに使いたい方はサイズ「46」をお選び下さい。 （サイズは着丈のみの違いです。） ※年代や納入業者により、生地感やボタン等、仕様に若干の違いがございます。予めご了承下さいませ。 ※モデル身長177㎝体重57㎏　サイズ26着用 【素材】 コットン100％ 【サイズ】 26（メンズM～L相当）　46（メンズM～L相当） 26　着丈約76㎝　肩幅約48㎝　身幅約58㎝　袖丈約58㎝ 46　着丈約80～82㎝　肩幅約48㎝　身幅約58㎝　袖丈約58㎝ ※平置き手採寸の為、若干の誤差がある場合がございます。 また個体差がございます。予めご了承下さい。 ※長期間保管されていた為、焼けを含めた生地の劣化や縫製箇所のほつれ等がある場合がございます。ヴィンテージ品としてご理解ある方のみご検討をお願い致します。