■商品説明■ フランス軍 M-35 モーターサイクルパンツ DeadStock デッドストックでは殆ど見かける事が少なくなりました、ヴィンテージマーケットで高騰し続けるフランス軍M-35モーターサイクルジャケット（シングルタイプ）と、同じくM-35モーターサイクルコートの組下として採用されたのがこちらのパンツとなります。 細かい付属部品の違い等は多種ございますが、大きくはこちらの後継モデルとなる、フロントがエプロンのように二重に変更されたM-38と2型が存在します。 つまり、「前期」「後期」と分類するならば「前期」に該当致します。 年々フレンチミリタリーの注目が上がる中、このボトムスの個体数もかなり減少してきたように思います。 元々の数も少なく、コンスタントに仕入れが出来る物では無いのですが、昨今はそこに輪をかけて難しく、年に1回～2回仕入れが出来れば良い方でしょうか。 よくよく考えてみると、約80年も前に使われていた物です。 無くなるのも理解は出来るのですが、よくもまぁこんな綺麗な状態を維持出来ていたのだと、今回の入荷でも驚くばかり。 そもそもこちらはバイク搭乗時の防風、防寒用に支給されたオーバーパンツ。 日常使いにしては地厚な生地故、決して快適性に優れた物ではございません。固く重量もそこそこです。 ただ、この年代のこの生地にしか出せないであろう、圧倒的な存在感は他に類を見ない程。 ジャケット、コートを含め、この魅力に取り憑かれる方が多いのも頷けます。 コットンもしくはリネン混と思われる密度の高い厚い生地は、使用と洗濯を繰り返すと見事な色のフェードを体現します。 貴重なヴィンテージではありますが、臆する事無く表面の色がまだらになる位使い倒して頂きたいです。 ステッチが切れたら補修、ボタンが外れ紛失したら似寄りで付け替える。 手間や面倒も含め、そうやって長年使い込んだ愛着のある変化をぜひ体験して頂きたい。 水通しされていない完全なデッドストックから、徐々にお客様色に育てる。それもまた楽しいものです。 特徴的なウエストデザインですが、同生地の固定ベルトで絞り込み着用します。 その際のウエスト周りの重厚な存在感もこのモデルならでは。 また、オーバーパンツの特性上サイドポケットは貫通式。 裏から生地を張り付けたり、縫い付けて履かれる方もおられますが、薄い生地のショーツやスパッツなどを下に履いて使えば、冬には実際にオーバーパンツとして使用できます。 フロントのパッチポケット二つが個性を引き立たせますが、こちらは通常のポケットとして利用可です。 裾には風の侵入を防ぐストラップが付属。絞る事ができます。 バイクや自転車に乗る方がいれば実際に使ってみてください。 裾の生地がはためかず便利です。 （金具に錆びがある場合もございます。ヴィンテージ品の特徴としてご理解下さい。） 形はM-47の前期同様、太く力強さのあるシルエットライン。 好みにより分かれますが、太いパンツに抵抗の無い方であれば、きっと気に入って頂ける抜群の存在感。 奇跡的に見つかった、M-35モーターサイクルパンツのデッドストックです。 探していた方は勿論、もしこの形に惚れ込んだ方がおられましたら、ぜひ、末永く使って頂けたらと思います。 入荷した個体にはいくつかの表記がございます。 全てを計測しましたが、表記によるサイズの違いが無く、それぞれの表記の中でも若干の差がございます。 （数㎝程度） この表記を巡っては昔から「サイズ説」「部隊説」等諸説あり、未だに解明されておらず謎のまま。 （最近はサイズ説に疑問を持っています） 少なくとも、今回の入荷に関しましては表記による大きさに差が無かった事もあり、取り扱いサイズは「FREE」とさせて頂きます。 尚、股下に関してはアソートとさせて頂きます。 ※最初の洗濯で全体に約２～3㎝程の縮みが発生致します。 縮率に個体差はございますが、縮みを考慮したうえでご検討下さいませ。 また、チョーク等による表記のある個体もございますが、洗濯にて消えていきます。 ※着用モデル177㎝　体重57㎏ 【素材】 コットン またはコットンリネン（混合率は不明） 【サイズ】 FREE ウエスト約96～98㎝　股上約35～36㎝　股下約72～77㎝　 渡り幅約36～37㎝　裾幅約28㎝ ※渡り幅は股下10㎝の位置で計測。 ※平置き手採寸の為、また個体差により若干の誤差がある場合がございます。予めご了承下さいませ。 ※完全未使用品ではありますが、長年保管されていた為の焼けを含めた生地の劣化や縫製箇所のほつれ、仕様の違い等がある場合がございます。ヴィンテージの特徴としてご理解のある方のみご検討をお願い致します。